愛する子供を持っている人ほど、身の回りの衛生状態には敏感にならざるを得ません。少しでも健康に子供が過ごしていくためには、除菌はとても大切ですよね。そんなあなたに、次亜塩素酸水をご紹介していきます。

 

次亜塩素酸水の除菌

次亜塩素酸水は、塩酸または塩化ナトリウムを電気分解することで得られる電解水です。最もポピュラーな微酸性次亜塩素酸水でもpHが5.0-6.5と酸性に傾いており、殺菌力に優れた特徴があります。
電解水は飲用のアルカリイオン水洗浄殺菌用の各種電解水の2つに大別できます。洗浄殺菌用として販売されている様々な商品の中には、その殺菌効果がグレーなものも多いのが実情です。
その点次亜塩素酸水については厚生労働省から食品添加物として正式にその除菌効果が認められており、名実ともに除菌に有効であるということができます。


次亜塩素酸水はノロウィルスに効果的

次亜塩素酸水は、ノロウィルスの除菌に使用できます。ウィルスは本来アルコール消毒では死滅しませんが、次亜塩素酸水ではウィルスを不活化することができるといわれています。
家庭内での除菌を目的とした次亜塩素酸を含む水溶液は一般大衆向けに売られています。スプレー型のもので、ノロキラーやノロパンチといった商品を見かけたことはないでしょうか。
これらは、次亜塩素酸の効果によってノロウィルス、O-157、サルモネラ菌といった食中毒菌を除去することが出来るとされており、自宅でも手軽に仕える仕様となっています。

次亜塩素酸はカビにも効果的

次亜塩素酸が効果を発揮するのはウィルスだけではありません。
じめじめとした季節になると発生するカビにも次亜塩素酸は非常によく効きます。ただカビは真菌の類ではあるものの、水虫等皮膚にできる真菌に効果があるかという点については、まだ医学的に立証されていません。使用はご自身の判断で行ってください。
またカビキラーやハイターなど次亜塩素酸ナトリウムを含む溶剤が塩素系漂白剤として販売されていますが、このような商品は次亜塩素酸水とは全く異なるものですので覚えておきましょう。

 

次亜塩素酸製剤の濃度は

次亜塩素酸をつかった製品の効能は、その濃度に左右されるともいえます。
たとえば、ノロキラーやノロパンチは、厚生労働省が推奨する200ppmという非常に強い濃度での次亜塩素酸を使っており、これで浸すように拭くことで十分な殺菌効果があるという理にかなったものです。
この濃度は、5分浸すことで日常環境を有効に消毒できるという指標がありますから、一定の基準を満たしているという意味でも非常に安心です。

 

まとめ

実際の基準をパスした次亜塩素酸水は非常に強い味方といえそうですね。小さいお子さんがいる人ほど、除菌は確実に手早く行っていきたいと考えるのが普通でしょう。アルコールでは除菌しきれないものも、実際に次亜塩素酸水では除菌できますから、是非ご家庭で試してみてください。

 

次亜塩素酸水は使い方次第!ノロやカビ取り対策はおまかせ

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